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医療介護施設のメリット・デメリット

土地活用で収益を上げつつ、社会貢献をしたいと考える方は多いはず。当てはまる方は、医療介護施設を検討するとよいかもしれません。医療介護施設にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。(※クリニックを中心にメリットとデメリットを解説します。)

医療介護施設のメリット

土地活用の方法として医療介護施設を選択することにはいくつかのメリットがあります。具体的に、どのようなメリットがあるのでしょうか。

需要の増加が予想される

医療介護施設のメリットとして挙げられるのが、需要が高まると予想されていることです。このように考えられる理由は、主なターゲットである老年者人口の増加が予想されているからです(医療施設の場合、診療科目により異なります)。具体的には、2015年時点で3,387万人だった老年人口は、2020年時点で3,619万人、2030年時点で3,716万人、2042年時点で3,935万人まで増えると予想されています。

参考:国立社会保障・人口問題研究所:日本の将来推計人口-平成28年(2016)~77(2065)年[pdf]
http://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/pp29_ReportALL.pdf

医療施設(特にクリニック)では、需要の増加とともにかかりつけ医、地域医療が浸透しつつある点も見逃せません。身近な悩みは身近な医療施設で相談する体制が整いつつあるので、安定した収入を望める土地活用方法になる可能性があります。

土地活用を通して社会貢献できる

医療と介護の不足は、地域住民にとって切実な問題です。その地域に不足している医療介護施設を誘致することで、土地活用を通して社会貢献ができます。また、地域の価値を高めることにも貢献できます。

安定した収入を望める

医療介護施設(クリニック)のメリットとして挙げられるのが安定した収入を得やすいことです。クリニックの開業スタイルはいくつかに分かれます。具体的には、貸した土地に開業医などが建物を建てる事業用定期借地方式、建物まで土地オーナーが建てて、一括で貸し出すリースバック方式などに分かれます。

一般的に、クリニックはリースバック方式で開業することが多いといわれています。この方式のメリットは、開業費を圧縮できるのでクリニックの経営が安定しやすいことです。結果的に、空室のリスクが下がるので、土地オーナーの収入も安定しやすいと考えられています。また、付加価値の高い建物を貸し出すことになるので、高い家賃収入も期待できます。

節税効果

節税対策になる点も魅力です。建物を建てた場合、長期間にわたり減価償却費として計上できるので所得税を軽減できます。また、相続税も軽減することができます。土地は借家建付地評価で20%程度の評価減(地域の借地権割合により異なります)、建物は貸家評価で30%の評価減となります。一定の条件を満たし、小規模宅地などの特例(貸付事業用宅地等)を適用できれば、評価をさらに下げることができます。

医療介護施設のデメリット

医療介護施設による土地活用にはデメリットもあります。興味をお持ちの方は、デメリットも確認しておきましょう。

入居者を見つけることが難しい

医療介護施設のデメリットとして最初に挙げられるのが、入居者を見つけづらいことです。例えば、クリニックを誘致したいと考えた場合、その時点で入居者は開業を希望する医師などに限定されます。賃貸マンションなどのように誰でも入居できるわけではないので、入居者がなかなか決まらないケースもあります。

入居者が見つかっても安心はできません。何かしらの理由で退去することがあるからです。このようなケースでは新しい入居者を見つけることにも苦労します。開業を希望する医師の数が少ないうえ、建物が特殊で他の業種に転用しづらいからです。

これらの点は、クリニックをはじめとした医療介護施設を検討している方が抑えておきたいデメリットです。

開業に向いている土地は限られる

医療施設を誘致すればそこを起点に再開発が行われるなどといわれることもありますが、このようなケースはごく一部です。基本的には、利便性の高い土地でなければ、医師などからは選ばれません。したがって、クリニックなどの開業に向く土地は限られています。「土地が余っているから」などの理由で始めにくい土地活用方法といえるでしょう。

土地の流動性が低下する

地域の需要とマッチすると、医療介護施設はその土地に根付くことが少なくありません。この点はメリットですが、別の側面から見ると土地の流動性が低下することを意味します。何年かたってから、魅力的な土地活用方法が見つかっても簡単には転用できません。その他の土地活用方法が考えられる土地などでは、よく考えて選択する必要があります。

メリットデメリットを見極めて判断

クリニックを中心に、医療介護施設のメリットとデメリットを解説しました。社会的ニーズが大きいので、軌道に乗れば安定しやすい点は魅力です。ただし、開業を希望する医師が少なく、開業に向いている土地も限られています。熱意だけで先走ってしまうと、大きな損失を出すかもしれません。不安を感じる方は、比較的はじめやすいマンション経営も検討してみてはいかがでしょうか。長期的に安定した収入を得やすく、節税効果も高いので、並行して検討する価値はあるはずです。

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